Hirofumi Yoshida - 吉田裕史

吉田裕史

吉田裕史:指揮者

東京音楽大学指揮科及び同研究科修了。ドイツ・イタリアで研鑽を積み、2007年ローマ歌劇場カラカラ浴場野外公演を指揮、2010年1月よりマントヴァ歌劇場音楽監督に就任。

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Latvia.jpg「椿姫」のリハーサルは順調に進んでいます。

 

今日はとても素敵な経験をしました。 リハーサルが終わって、友人のパオロさん(写真の大きな背中が彼で、ラトビア国立歌劇場イタリアオペラ部門芸術顧問)と、劇場の前のカフェに入った時のことです。"ヒロ、ここのホット・チョコレートが美味しいんだよ。君も飲んでみないかい? かなりdenso(デンソ、イタリア語で"濃密な"という意味)だけどね。" という言葉に誘われ、彼と同じものを注文してみました。すると、、 本当に、とっても "denso" でした(笑&注:イタリア人の男性は甘いものが大好きです) マイナス10度以下(来週はマイナス30度になるかもしれないとのこと!)のこの国では、カフェに入って飲むホット・チョコレートがとっても美味しく感じられ、エネルギーを与えてくれます。

 

本題はここからです。

 

驚いたことに、カフェを運んでくれたウェイトレス(写真の女の子)が、私の前に、チョコレートを置いた瞬間、 なんと「Douzo..」と言ってくれたのです!!

 

「どうぞ..」と言われて、どんなにうれしかったことでしょう!!!

 

イタリアやドイツを含め、今までに住んだり行ったことのある国(海外)のカフェやレストランで、「どうぞ..」なんて言われたことがないだけに、、この一言で、あっという間にこの国が好きになってしまいました。(ハワイ、グアムなどの観光地や、近隣諸国の韓国や台湾ならまだしも、ここは日本から何千キロも離れたラトビアです!)

 

どうして日本語を知っているのか、尋ねてみると、「友人から習いました。"どうぞ" と "どうも" が、どんな時にも使えて便利だよ、って。」

 

確かに!(笑)

 

母国語で話しかけられることが、こんなにもうれしい事だと、改めて感じました。(英語で話しかけられても、きっとこんなに感動しないかもしれません。どこでも通じてしまうので。。)

 

ホット・チョコレートといい、「Douzo..」といい、とても心温まる一日でした。 素敵な経験に、Paldies!(ありがとう) 

 

明日は、オーケストラ・リハーサルです。

2009年10月15日 09:19

「愛の妙薬」

エルコラーノでの「愛の妙薬」公演は、主催者側(エルコラーノ市)の都合により、延期となりました。 公演日が決定次第、お知らせいたします。


エルコラーノ はナポリ近郊の街で、世界遺産に指定されています。

2009年8月 9日 11:08

真夏のカイロ

カイロに来ています。


とても暑いのかと想像していましたが、、夜は思いのほか涼しく、とても過ごしやすいです。

日本人観光客の皆さんもとても多く、この国への関心の大きさが窺えます。


人生には、夢とロマンが必要ですね!

カイロ 夜景.jpgのサムネール画像カイロに来ています。

 

予定されていた行事やアポが急に変更になるなど、いつものようにとても刺激的な毎日(笑)を送っています。


カイロ歌劇場で初めて「アイーダ」を指揮してからすでに3年目、今や、この街にはたくさんの友人(熱い音楽ファン!)ができ、そして、音楽家仲間がいます。


さて、この街には、カイロ交響楽団とカイロ・オペラ管弦楽団という2つの素晴らしいオーケストラがあるのですが、その両方に日本人の金管楽器奏者が在籍しています。今日は、そんなお二人の日常や音楽活動が綴られているとても興味深いブログを紹介したいと思います。


Tuba奏者、岡島さんのBlog


Trumpet奏者、堀江さんのBlog


マーラーの「復活」や「アイーダ」の演奏をドラマティックに終えたばかりの彼らと、そしてその演奏を聴き終えて感動冷めやらぬ音楽ファンの皆さんと一緒に、悠久のナイルに面したテラス・カフェで美しい夜景を眺めながら音楽について語り明かすのは、とても素敵な時間です!


「アイーダ」「蝶々夫人」に続いて、このオペラハウスで何を指揮することになるのでしょうか。。 みなさん、お楽しみに!

2009年4月16日 22:09

初めて訪れた国より、、


公演の打ち合わせのため、旧ソヴィエト連邦の一部だった国(地理的にはかなりヨーロッパに近い)に来ています。


とても短い滞在期間の間に複数のプロダクションについて打ち合わせをするので、かなりタイトなスケジュールなのですが、実り多き初訪問となりました。


今日は雲ひとつない明るい空で、穏やかな日差しがとても心地良く、歴史と伝統あるこの街に春の訪れを告げているかのようです。


夜のオペラ公演に招待されていますが、、その前に、少しだけ街を散歩してきます。


この地での公演日程が決まり次第、皆さんにお知らせいたします!

2008年12月28日 17:24

Montagna Fuji

Image017.jpg東京の中心からも、富士山がこんなに良く見えるとは!

 

以前に、赤富士と紅富士の違いについてこのブログにアップしたことがありますが、今日は夕焼けに映える富士を撮ってみました。

 

リヒャルト・シュトラウスが作曲した「アルプス交響曲」という曲がありますが、「交響詩富士」とか、「富士交響曲」という曲はあるのでしょうか?

 

(確か、交響詩「連祷富士」という作品があったと思いますが。。 演奏してみたいです!)

 

2008年12月26日 06:42

ひつまぶし

26122008 Nagoya.jpg今日は名古屋からです!

 

早起きしたので、窓越しに朝焼けを撮ってアップしてみます。 06:37の景色です。

 

この街には愛知県芸術劇場という素晴らしいホールがあります。数年前に、チャイコフスキーの「悲愴」を演奏したことを思い出しました。

 

お昼は"ひつまぶし"を食べたいと思います(笑)

 

2008年12月 7日 18:59

ローマ街道

350px-Map_of_Roman_roads_in_Italy.png"Tutte le strade portano a Roma" (すべての道はローマに通ず)という言葉があるように、古代ローマ帝国時代に整備された道は ローマ街道 と呼ばれ、軍事目的だけでなく物流面でも大きな役割を果たしました。

 

主な街道には:

 

アウレリア街道:ローマ→ジェノヴァ
アッピア街道:ローマ→ブリンディジ
アエミリア街道(エミリア街道)
カッシア街道:ローマ→アレッツォ
ティブルティーナ街道:ローマ→リミニ
フラミニア街道、ラティーナ街道 などがあります。

 

先日、ローマ近郊の街、リエーティ (日本の伊東市と姉妹都市!)に行った際に、via Salaria(サラーリア街道)を通りました。 この道はなんとアッピア街道よりも歴史が深く、その名前からも分かる(イタリア語でSale は塩の意味、つまりvia Salariaは"塩の道"という意味)ように、古代においては主に塩を運ぶ目的で使われていたそうです。

 

DSC00658.JPG "サラリーマン" の語源とも言われている、この塩という意味の単語Sale(サーレと発音)ですが、身近なところでは、他にも "サラダ" ("塩で味付けされた"の意味、イタリア語では insalata と言います。in+ saleの過去分詞形といったニュアンスでしょうか。)の語源ともなっているようです。

 

2000年以上経った今も 国道4号線 として立派に使用され続けているこのヴィア・サラーリア、総延長は208.2kmでローマからアドリア海側の街アスコリまでを結んでいます。 Blogで紹介しようと思って、写真を取っておいたのですが、、やっと今日、アップできました! この写真から、みなさんに"悠久の歴史"が少しでも伝わりますように。。

2008年10月14日 18:49

エルコラーノ市 (ナポリ)

ercolano_g.jpg

古代ローマ時代の79年、ポンペイと一緒にヴェズーヴィオ山の噴火によって地下に埋もれてしまった町、エルコラーノ に行ってきました。


街中いたるところに素敵なヴィッラ(豪華な別荘)がたくさんあり、そのほとんどが ナポリ王国 時代、特に1700年代に、貴族階級の人々が王国の首都であったナポリ周辺のこの地域に建築したものだそうです。


写真は掘り起こされた古代ローマ時代の遺跡、そして背景にはヴェズーヴィオ山が見えます。


地中海(山とは反対側)に沈む夕陽が、最高に美しく、、 "映えて" いました。

DSC00634.JPG

香港で「ドン・カルロ」、日本で「源氏物語」を指揮し、2か月ぶりにローマに戻ってきました。


いつものように、ローマ・フィウミチーノ空港に着き、飛行機を降りて、 "さあ、今日は荷物が出てくるまで何十分待たなければいけないのだろう?(30分待つことは普通です)" と考えながら、受け取り場所まで来ると、、、なんと、すでにスーツケースが流れてきているのです!!


この驚き&ユーモア、もしすぐにわかったら、かなりイタリア通かもしれません。 とにかくびっくりしたので、ブログに載せようと思って写真を撮ってきました。


そういえば、アリタリア航空はどこが買ってくれたのでしょうか(笑)? エアフランス? ルフトハンザ?

2008年10月 5日 18:29

La vita è bella! その1

人生って本当に素敵だな! と心から思う瞬間があります。

 ① 本を読む。

 ② 人と出会う。

 ③ 旅をする。

私にとっての人生の糧です。

さあ、明日はオペラ「源氏物語」日本語版(抜粋)の指揮を執ります。

どこまでドラマティックに演奏できるか、、持てる力をすべて注ぎ込みます。

明日(もう今日ですね)、聴きに来てくださるみなさん、お楽しみに!

香港での「ドン・カルロ」、郵船トラベルによってチケットの手配以外に、鑑賞ツアーもアレンジされました! ご紹介いたします。

DC_ohk.jpg吉田裕史指揮 ヴェルディ作曲「ドン・カルロ」in香港

日程:2008年9月5日(金)-9月7日(日) (9月5日公演のS席鑑賞券付き)

※詳細は上記リンクから郵船トラベルのホーム・ページにてご確認下さい。

 尚、郵船トラベルでは、ツアーお申し込みの方、及び同社から「ドン・カルロ」のチケットをご購入された方を対象に、オプショナル・ツアーとして「吉田裕史を囲んでの懇親会(別料金)」を企画しています。 皆様のご参加をお待ちしています。

HKCC.jpg

2008年1月 4日 23:50

のだめカンタービレ

初めて、テレビで見ました!

指揮者コンクールの様子など、とてもよく描写されていて、今までに受けたコンクールを懐かしく思い出しました。

 

日本、フランス、スペイン、イタリア、ロシア、ルーマニアetc...

参加するたびに、いつも必ず素敵な出会いがありました。

 

コンクールで知り合う、ということはつまり本来はライヴァルなのです。

でも、お互いを認め合ったり、夜通し語り合ったりして友人になり、その後、関係がずっと続いていたりします。

 

そういえば、このブログの読者にはお馴染みのFederico 君とはルーマニアで、 Iloh-Yang 君とはスペインで知り合ったのでした。

 

のだめカンタービレ、楽しかったです!

2007年12月16日 12:00

コロッセオの夜景

20071213 001.jpg

次の日に、こんなパンフレットを見つけてしまいました。

これは、ローマのイヴェントを紹介する月刊誌なのですが、なんと、写真の構図がまったく同じ。。

この景色に魅了されたのは私だけではなかったのです!

 

なんだか、うれしくなってしまいました。

それにしても、ローマのシンボルの一つでもあるコロッセオが、夜空をバックに輝いていて、、Che romantico!(なんてロマンティック!)

オペラハウス隣のBar のマスターが言っていたことを思い出します。 「Romantico = Roma+antico(ローマ+アンティーク)なんだよ!」 と。

つまり、このローマの古い街並みから、ロマンティックという言葉が生まれたのだ、と言っているのですが。。 (本当かなぁ?)

でも、この街の夜景はとても美しいです。

Buona notte!

 

2007年12月15日 00:00

Natale(クリスマス)

DSC00438.JPGローマに来てから6回目の冬を迎えました。

今年は、例年より寒いように感じます。。

 

でも、街中はクリスマスの雰囲気でとても盛り上がってきています。

なんとなく、心が弾み、久しぶりにコロッセオの近くを散歩してみました。

 

すると、、とてもきれいな風景に出会ったので、携帯で写真を撮ってみました。 夜だったので、真ん中の私はほとんど写っていませんが、でも、なかなか素敵に撮れたので、ブログに載せよう!と思って喜んでいたのですが、、、(続く)