Hirofumi Yoshida - 吉田裕史

吉田裕史

吉田裕史:指揮者

東京音楽大学指揮科及び同研究科修了。ドイツ・イタリアで研鑽を積み、2007年ローマ歌劇場カラカラ浴場野外公演を指揮、2010年1月よりマントヴァ歌劇場音楽監督に就任。

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Donata-Lombardi-001L.jpg写真は「トゥーランドット」でリュー役を歌うDonata D'Annunzio Lombardiです。その声はとても美しく、柔らかくピュアなので、一途さと可憐さが要求されるこの役に見事にはまっています。もっとも、一番多くキャスティングされるのは「ラ・ボエーム」のムゼッタ役で、今までに150回以上も舞台に立っているそうです。

 

そんな彼女との、今日のリハーサル中の会話:

 

(3幕のリューのアリアについて音楽的な打ち合わせをした後で)

 

私: ところで、明日の演出リハーサルでは1幕のアリアをもう一回やりたいね。

 

ドナータ: 明日は、私、「蝶々夫人」の本番だわ。

 

私: ??!!  今回、「蝶々夫人」も歌うの?? でも、率直なところ、蝶々さんの役は、君の声に合っていないと思うけど。

 

ド: (よく質問してくれましたとばかり、少しニヤッとして)そこがこの役の興味深いところだと思うの。 実はプッチーニはこの役を本来はソプラノ・リリコに設定しているわ。決してスピントではないの。

 

私: それは確かにそうだけど、、実際にはスピントやドランマティコといった声が求められるよ。特に3幕では、音楽的に間違いなくドラマティックな表現が必要だ。

 

ド: もちろん! その通りだわ。  でも、1幕の彼女の年齢設定は15歳で、、言ってみればまだ "少女" なの。まだ決して "女" ではないわ。 2幕の途中、シャープレスが訪ねてくるシーンでも、もう子供を授かった後にもかかわらず、まだそうした幼さや純粋無垢なニュアンスが残っているわ。

 

私: そうだね。 そして3幕では、母親としての自覚と覚悟が描かれ、明らかに本当の "女" に変わる。そういった観点からすると「蝶々夫人」は、ある意味、女性の変容(メタモルフォーゼン)劇と言えるかもしれないな。

 

ド: そして、3幕の最後には、母性の持つ本能として、いかにして子供を守るかということを考える次元にまで成長するのよ。歌い手にとってこれほど難しく、でもやりがいのあるオペラはないわ。 リリコ的な要素を求められる1幕から本物のスピントが要求される3幕に至るまで、その内面の成長に伴った声が必要だわ! (以下、延々と続く、、、)

 

ドナータ・ダンヌンツィオ・ロンバルディ、本当に魅力的なディーヴァです。

 

 


RAI 3 のニュース番組において、4月9日に行われたバロックオペラフェスティヴァルの開幕コンサート(スターバト・マーテル)の様子が放映されました。


 

フェスティヴァルの公式WEBサイトがオープンしました。

 

  ercolano_festival_barocco.jpg

バロック音楽フェスティヴァル(ペルゴレージ生誕300年記念)

 

 

 

baroccosito2.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像本日、 エルコラーノ市長出席の下、バロックオペラフェスティヴァルについての記者会見が開催されました。 

 

記者会見の模様

 

その席上で吉田は、1700年代のオペラは近年日本においても非常に関心が高まってきていること、特に今年のテーマとして取り上げる作曲家 ペルゴレージ の作品 -「奥様女中」や「スターバト・マーテル」-などは、かなり頻繁に演奏されるようになってきていることについて語り、今後、これらの素晴らしい作品を演奏、研究する場をフェスティヴァルという形で実現し、バロック時代の音楽の再評価と、音楽を通しての文化交流の促進を積極的に図っていきたい、との抱負を述べました。

 

今年度は4月9日から6月5日まで開催されますが、この期間に行われるすべてのイベントの詳細は、 こちら からダウンロードできます。        

2010年4月 1日 21:01

マントヴァへ

Mantova2.jpgいろいろな理由から、しばらくブログを アップすることが出来ずにいましたが、、やっと環境が整いました。

 

というわけで、 可能な限り "出来事が起きたその日の日付" で更新していきたいと思います。

 

慣れ親しんだローマを離れ(4月1日の時点で)マントヴァに活動の拠点を移してから、かなりの時間が経ちました。

 引っ越して来てから最初のブログ記事は、街の代表的な建築物や美しい景観を紹介する、、そんな内容にしようと考えていたのですが、街の中心を散歩していたら、こんなユーモラスなシーンに出会いました。

 

 なんと、結構な大きさのワンちゃんが街の真ん中のメインストリートで、車の上に乗っかってお昼寝していたのです。

 

 

すると、、、

 

 

Mantova1 - コピー.jpg

 

 

街の人たちにとっても、かなり珍しい光景のようで、ほとんどの人たちが楽しそうに眺めていきました。 中には、ワンちゃんに話しかけて行く人も(笑)

 

 

以上、マントヴァからの初レポートは、この街のメインストリートからでした。

 

2010年2月 6日 12:06

Italian style from Japan その 1

DIENA一面 - コピー.JPGラトビア共和国を代表する新聞 "Diena" に、インタビューが掲載されました。

 (写真は、同紙1月23日付の表一面です。 なお、インタビューは最終ページ(裏表紙)一面にわたって掲載されました。)

 もちろん、全編ラトビア語となりますので、在リガ日本大使館の専門調査員、菅野さんが邦訳してくださいました。

 記事がとても長いので、2回に分けて連続でアップいたします。

 

 

「イタリアのスタイルで。日本から」

ヒロフミ・ヨシダ氏、ラトビア国立歌劇場で「椿姫」を指揮

 

イネセ・ルースィニャ記者のおすすめ

 

 ラトビア国立歌劇場に、初めて日本人指揮者が客演する。今夜、遠い国からのお客様が我々に引き合わせてくれるのはジュゼッペ・ヴェルディの「椿姫」で、ヴィオレッタとアルフレードを演ずるのはソノーラ・バイツェとドミトリイ・ポポフである。

 

 吉田氏は今シーズン、527日にもジャコモ・プッチーニの「蝶々夫人」を指揮するため、再び我々のところに戻ってくる。「私の夢は、ヨーロッパの聴衆の皆さんに本当の日本のオペラ、-『源氏物語』のような- をお見せすることです。この元となっているのは1200年前、女性作家により書かれた物語です。また、オペラの作者ミノル・ミキ(三木稔氏のこと)は、我が国では最も著名な作曲家の1人です」と吉田裕史氏は打ち明ける。

 

 しかし、まず世界に向けて上演されているのはヨーロッパのオペラである。「オペラの全レパートリーの約半分はイタリア・オペラで、指揮者はそのレパートリーを(学ぶことによって)成長しなければなりません。このことが、後に自国の音楽を世界に提供する経験と力を与えてくれるのです。私は日本の音楽を愛していますし、音楽に国境がないことを知っています。日本人はヨーロッパの作曲家の音楽が好きですが、私は、ヨーロッパの人々も日本の音楽を愛するようになると確信しています。私の考えでは、全ての事柄は次のような順序で起きるのです。つまり、情熱を抱き、行動し、そして使命感に達すること。まず、何かを成し遂げようとする熱意のある希望をもつことです。そのあとに努力が続けば、それから、おそらく神様は何かインスピレーションのようなものを与えてくれるのだろうと確信しています。」吉田裕史氏の人生と仕事の公式は、このように響いているのだ。(続く)

Latvia.jpg「椿姫」のリハーサルは順調に進んでいます。

 

今日はとても素敵な経験をしました。 リハーサルが終わって、友人のパオロさん(写真の大きな背中が彼で、ラトビア国立歌劇場イタリアオペラ部門芸術顧問)と、劇場の前のカフェに入った時のことです。"ヒロ、ここのホット・チョコレートが美味しいんだよ。君も飲んでみないかい? かなりdenso(デンソ、イタリア語で"濃密な"という意味)だけどね。" という言葉に誘われ、彼と同じものを注文してみました。すると、、 本当に、とっても "denso" でした(笑&注:イタリア人の男性は甘いものが大好きです) マイナス10度以下(来週はマイナス30度になるかもしれないとのこと!)のこの国では、カフェに入って飲むホット・チョコレートがとっても美味しく感じられ、エネルギーを与えてくれます。

 

本題はここからです。

 

驚いたことに、カフェを運んでくれたウェイトレス(写真の女の子)が、私の前に、チョコレートを置いた瞬間、 なんと「Douzo..」と言ってくれたのです!!

 

「どうぞ..」と言われて、どんなにうれしかったことでしょう!!!

 

イタリアやドイツを含め、今までに住んだり行ったことのある国(海外)のカフェやレストランで、「どうぞ..」なんて言われたことがないだけに、、この一言で、あっという間にこの国が好きになってしまいました。(ハワイ、グアムなどの観光地や、近隣諸国の韓国や台湾ならまだしも、ここは日本から何千キロも離れたラトビアです!)

 

どうして日本語を知っているのか、尋ねてみると、「友人から習いました。"どうぞ" と "どうも" が、どんな時にも使えて便利だよ、って。」

 

確かに!(笑)

 

母国語で話しかけられることが、こんなにもうれしい事だと、改めて感じました。(英語で話しかけられても、きっとこんなに感動しないかもしれません。どこでも通じてしまうので。。)

 

ホット・チョコレートといい、「Douzo..」といい、とても心温まる一日でした。 素敵な経験に、Paldies!(ありがとう) 

 

明日は、オーケストラ・リハーサルです。

2010年1月10日 08:35

"成功と共に開幕"

La Voce di Mantova 02012010.jpg

 

"Sociale(マントヴァ歌劇場のこと)の新年は成功と共に開幕"

 

劇場はシンフォニーコンサートのために満員、そして伝統的な「ラデッキー行進曲」に対してアンコールのリクエスト。

 

(以下、記事本文より抜粋)

マエストロ、ヒロフミ・ヨシダの指揮は、-コンサートの開始からその最後の瞬間までー 聴衆の深い共感を呼び起こした。

ロッシーニの序曲「セビリアの理髪師」のブリリアントな演奏に始まり、マスカーニの間奏曲「カヴァレリア・ルスティカーナ」では、悲痛なドラマを表出。シュトラウスの作品群 -伝統的な "ポルカ" と「美しき青きドナウ」などの "ワルツ"- においては、明るく陽気、そして生き生きとした部分と、対照的に交互に現れるとてもデリケートなメロディーを表情豊かに描き切り、伝統的に(ニューイヤーコンサートのラストに)演奏される「ラデッキー行進曲」で、見事なまでに最後を締めくくった。最後のこの曲は、しかしながら、この地域(北イタリア)の歴史的背景という特別な理由から、必ずしも聴衆から受け入れられるとは限らない。それにも拘らず、劇場を埋めた満員の聴衆は、この曲のアンコールを拍手をもってリクエストしたのである。("La Voce di Mantova"紙 2010年1月2日付)

 

ラデッキー行進曲は、その名が示すように、北イタリアの独立運動を鎮圧したハプスブルク帝国の将軍、ヨーゼフ・ラデッキーを称えて作曲された。

 

 

2010年1月 3日 23:55

Buon Capodanno 2010!

皆さん、明けましておめでとうございます!


就任記念コンサートも無事に終わり、1月1日付で マントヴァ歌劇場 音楽監督に就任いたしました。

 

長い歴史を誇るこの歌劇場の元旦は、この伝統的な行事 -ニューイヤーコンサート- を楽しみながら新年を祝うために集まったマントヴァ市民の皆さんでいっぱいとなりました。

 コンサートでは、休憩(Intervallo)なしに一気に 8 曲もの 序曲、間奏曲、ワルツ、ポルカ ecc... が演奏されました。 最後にアンコールとして「ラデッキー行進曲」を演奏しましたが、その前に、客席を振り向き: "Buon Capodanno! Io e l'orchestra augriamo a voi tante belle cose e felicissimo anno 2010!!"(明けましておめでとうございます! 私とオーケストラは、皆さんにとってたくさんの素晴らしいことを、そして最高に幸せな2010年となることを願っています!) と挨拶させていただいたのですが、、その時すぐに、聴衆の皆さんから舞台上の私たちに向けて "Grazie!"(ありがとう!)という言葉が帰ってきたことを、とてもうれしく思うとともに、このイタリアで一つの街の音楽監督に就任することの意味を改めて実感し、身が引き締まる思いでいっぱいとなりました。

 

今年の10月最後の週には、記念すべき第一回目となる リゴレットフェスティヴァル の開催が予定されています。 この音楽祭は、世界遺産でもあるこの街の魅力を全て余すところなく伝え、(ヨーロッパの他の都市におけるフェスティヴァルと同じように)今後、限りなく永遠に引き継がれていかれるであろう最も重要な文化行事の一つとして位置づけられ、街全体を挙げて着々と準備が進められています。私は、この音楽祭において、オペラ「リゴレット」の指揮を任されていますが、、さらに、大変名誉なことに、すべての音楽的イベントを監修、監督することになっています。この重責を、全力を尽くして果たしていくつもりです。

 

フェスティヴァルは、2010年 10月22日~31日に渡って開催されます。

みなさん、ぜひ、マントヴァでお会いいたしましょう!

 

2010年 新年

 

吉田裕史

 

ローム ミュージック ファンデーションのHPに、"若い音楽家たちの活躍"として吉田裕史が紹介されています。

 

 ローム ミュージック ファンデーション

2009年11月 2日 23:06

「愛の妙薬」in Ercolano

Elixir.jpg今日から、エルコラーノで「愛の妙薬」のリハーサルが始まりました。

 

ナポリのサン・カルロ歌劇場とのコラボレーションによって上演される今回のプロダクションは、新演出ではなく、再演、そして規模を縮小したリダクション版のため、かなりのスピード感と集中度で練習が進んでいきます。公演は11月8日に行われます。

 

ところで、この写真、パッと見ただけでは???だと思いますが、良く見ると "Elixir" の文字が! ブログの読者の皆さんにはお分かりいただけると思います。

 

参考: 6月10日の記事

 

Elixirは、"妙薬"、 または "媚薬" と訳されます。(ワーグナーのオペラ "トリスタンとイゾルデ" のストーリーとしても有名ですね。) このポスターは、、、偶然にも、 今日、エルコラーノに「愛の妙薬」のリハーサルに行くために、ローマからナポリ行きの特急に乗ろうとしたその時、ローマ・テルミニ駅構内のお店のショーウインドーで見つけたものです。

 

 

2009年10月20日 00:36

マイナーチェンジ

IMG_0130.JPGブログのデザインをマイナーチェンジしました。


ヘッダー、プロフィール、リンクなどを変更してあります。

 

間もなく、HPもバージョンアップの予定です!

 

(写真はマントヴァ歌劇場)

2009年7月 1日 10:42

奨学金

このブログは、できるだけ"その出来事が起きた日付"でアップするようにしています。
そのため、少し遡って記事をアップすることがあります(笑)


さて、今日はイタリア文化会館(外務省管轄)からの依頼によってイタリア政府奨学金音楽部門の審査員を務めてきました。音楽部門奨学金応募者の総数は、受給延長希望者も含めて7人でした。


主に声楽分野での応募が多かったのですが、ピアノの方も一人いらっしゃいました。前日(6月30日)には、語学試験(面接)があったのですが、皆さん、本当によくイタリア語ができます。


実技試験後の、各部門の審査員全員による合否会議では、"できるだけ多くの方に留学の機会を与え、才能ある若者たちを支援しましょう!"という一致した見解の下、とても真剣に論議が交わされました。


審査をしながら、私自身、いくつかの奨学金をいただいたことを、感謝の気持ちとともに感慨深く思い出しました。ドイツやイタリアで心おきなく留学生活を送ることができたのも、奨学金をいただいたお陰でした。選考試験を受ける度に、(人生がかかっていた)その合否の通知を、ドキドキしながら受け取ったこと、、今となっては良き思い出です。


合格された皆さん、どうか実り多き留学生活を送ってください!


そして、これからも、多くの若者たちが夢をあきらめずに、実現に向かって果敢にチャレンジして行くことを期待しています。

カイロ 夜景.jpgのサムネール画像カイロに来ています。

 

予定されていた行事やアポが急に変更になるなど、いつものようにとても刺激的な毎日(笑)を送っています。


カイロ歌劇場で初めて「アイーダ」を指揮してからすでに3年目、今や、この街にはたくさんの友人(熱い音楽ファン!)ができ、そして、音楽家仲間がいます。


さて、この街には、カイロ交響楽団とカイロ・オペラ管弦楽団という2つの素晴らしいオーケストラがあるのですが、その両方に日本人の金管楽器奏者が在籍しています。今日は、そんなお二人の日常や音楽活動が綴られているとても興味深いブログを紹介したいと思います。


Tuba奏者、岡島さんのBlog


Trumpet奏者、堀江さんのBlog


マーラーの「復活」や「アイーダ」の演奏をドラマティックに終えたばかりの彼らと、そしてその演奏を聴き終えて感動冷めやらぬ音楽ファンの皆さんと一緒に、悠久のナイルに面したテラス・カフェで美しい夜景を眺めながら音楽について語り明かすのは、とても素敵な時間です!


「アイーダ」「蝶々夫人」に続いて、このオペラハウスで何を指揮することになるのでしょうか。。 みなさん、お楽しみに!

Giovanni Allevi.jpg

パレルモのマッシモ歌劇場で共演したイタリアの国民的ピアニスト、ジョヴァンニ・アッレーヴィ さんとお互いにサインをして交換し合ったプログラムです。

 

それにしてもこの国は、凄い!

なんと、国会、それも上院(日本でいえば参議院)に彼を招いて、議事堂の中でライブ・コンサート を開催し、それをRAI(イタリア国営放送)が放送したのです。 まさに、音楽の国、イタリアの面目躍如たるところでしょうか。。

 

現在、最も多く テレビ やメディアに登場するピアニストであり、コマーシャル(BMW3シリーズなど)には彼の音楽がたくさん使われています。 また、ミラノのドゥオーモ前広場に数万人の聴衆を集めて コンサート を開催したり、半生を綴ったバイオグラフィーを出版し、ベストセラーになっています。

 

普段はシャイでとても感受性豊かな彼ですが、そこはやっぱりイタリア人! 演奏中はとても情熱的でした。

 

パレルモでのコンサートは、マッシモ歌劇場がたくさんの若者たちで埋め尽くされました。 3ヶ月前に発売されたチケットは、たったの2日でソールド・アウト。 こんなにも早く売り切れたのは、リッカルド・ムーティのコンサートと今回のコンサートだけだったそうです。

 

最後に演奏した "300年の年輪" ~ストラディヴァリウスが生み出された樹木へ捧ぐ~ という曲がいまだに頭の中で鳴っています。 全編を通して8分の7拍子という指揮者にとってもオーケストラにとっても大変スリリングでやりがいのある(笑)曲でした。

 

 彼のスコアを初めて受け取って、少しずつ読み始めたとき、、、なぜか、思い出されたのは、昔、大好きだったジョージ・ウィンストンの音楽でした。 いろいろな想い出とともに。。

 

どこからともなく、回想シーンが浮かぶ、、、これも音楽の持っている力かもしれません。。