Hirofumi Yoshida - 吉田裕史

吉田裕史

吉田裕史:指揮者

東京音楽大学指揮科及び同研究科修了。ドイツ・イタリアで研鑽を積み、2007年ローマ歌劇場カラカラ浴場野外公演を指揮、2010年1月よりマントヴァ歌劇場音楽監督に就任。

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ここイタリアでは11月1日が "Tutti Santi" (諸聖人の日) とよばれる祝日でした。 直訳するとすべての(Tutti)、聖人たち(Santi)となるのですが、英語圏ではこの前日がハロウィーンと呼ばれているので、日本でもよく知られていますね。 (と思っていたら、このキリスト教の行事が日本で再認識されるようになったのは、1990年代、映画 "E.T." のヒットによってということらしい。。by Wikipedia)。


(と、ここまで書いてなぜかインターネットに接続できなくなってしまい、、今、やっと復旧しました。 というわけで、以下、続きです。)


仕事や生活の中で、そしてイタリア人の友人たちとの交流を通して、文化や習慣、そしてメンタリティーの違いを感じることがありますが、特に興味深く思うのは "祝日の違い" です。 まず、とにかく 祝日や記念日 がとても多いです。 いつまで経ってもなかなか全部覚えられないので、平日だと思って家を出てから気が付く (あれっ、何だか人出が少ないなぁ?? もしかして、、あっ!(笑)) こともしばしばです。


そして、人口の99%がカトリックと言われているイタリアでは、当然のことながら キリスト教(カトリック)のカレンダー を用いているのですが、これがまたすごい! なんと毎日、つまり全ての日に聖人の名前が付いているのです。 聖フランチェスコだの聖ロレンツォだの、はたまた聖マリアだの聖アンナだのetc... イタリア人は、まさかこれを全部365日分暗記しているのかと思って、友人に "今日は聖誰々の日?" と聞いてみたら、"そんなの覚えてるわけないよ。。" との答え。 少し安心しました。


(日本の暦(和暦)にも、六曜:先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口がありますね。でも、これが取り入れられ、爆発的に流行したのはなんと戦後だそうです。)


オペラのストーリーには "特定の日" が設定されていることがあるので (「トスカ」はナポレオンのマレンゴの戦いがあった6月14日、「道化師」は8月15日(聖母被昇天祭日)etc...)、そんな時は少し "カレンダー" を意識してドラマに入り込んでみるのも面白いかもしれません。 季節感とか、祝祭的な雰囲気などを想像しながら。。。