Hirofumi Yoshida - 吉田裕史

吉田裕史:指揮者
東京音楽大学指揮科及び同研究科修了。ドイツ・イタリアで研鑽を積み、2007年ローマ歌劇場カラカラ浴場野外公演を指揮、2010年1月よりマントヴァ歌劇場音楽監督に就任。
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2007年2月28日 12:44
指揮のレッスン
ヴェネツィアのベネデット・マルチェッロ音楽院へ。
イタリアでのアシスタント、フェデリコ君が、「指揮のレッスンを見に来て、アドヴァイスをください!」と言うので、彼の通うコンセルヴァトーリオ(音楽院)へ来ています。 どうやら今週末に、ディプロマの試験があるようです。
ヴェネツィアの駅を降りて、運河を超え、学校へ。 途中からトラゲット(水上タクシー)に乗るはずが、なんと運休! 途中で友人に会って立ち話をしたりで、結局歩いて45分もかかってしまいました。
さて、教室に入ってみると、彼の前の学生がべートーヴェンの交響曲第2番の1楽章をを指揮しています。マエストロ、つまり先生は途中で止めて、自らオーケストラを指揮して御手本を示したりしています。。。 ん? どこかで見たことのあるマエストロ!? と思ったら、マエストロ・ジョルジョではありませんか! よーく知っている友人でした。
というわけで、順番が次のフェデリコ君が指揮する前に、マエストロと音楽談義。日本とイタリアの指揮の教育システムの違いについて話し、盛り上がりました。
フェデリコ君の曲は、のだめカンタービレで一躍有名になった曲、そうベートーヴェンの交響曲第7番より第1楽章です。彼はこの曲が大好きとのこと、期待して最前列にて見学。
とても溌剌としていてエネルギーにあふれ、ドラマティックな解釈、演奏でした。
私もとてもうれしく、大満足!
彼の番が終わった後は、みんなで学校の横にある Bar へ。
マエストロを交え、最初の学生とフェデリコ君の指揮について語り合う中、たくさんのアドヴァイスが飛び交いました。この時、日本の音楽学校と違う(と思う)ことは、学生たちも他の学生に忌憚のない意見を述べることです。素晴らしいことだと思います。
旅行中のため、なかなか写真をアップすることができずに残念ですが、今日はたくさん撮影したのでローマにもどり次第、アップします。
後日談:Federico君、今年のディプロマ試験、無事に合格したようです。。。 おめでとう!
Hirofumi Yoshida
2007年2月20日 12:46
ミラノ・コレクション!
19日: 成田(午後)→ローマ→ミラノ(同日夜)
今日(20日)は、招待されて初ミラノコレクションへ。
もちろん、将来の仕事(コラボレーション)のためです。
Hirofumi Yoshida
2007年2月18日 12:48
マーラー 「交響曲第1番」
ワグネル・ソサエティー・オーケストラ と完全燃焼!
満席のサントリーホール、マーラーの最後の一音の響きが消える前に、たくさんの"Bravo!" と拍手喝采。
交響曲第一番「巨人」
これからも、繰り返し演奏していきたい曲のひとつとなりました。
Hirofumi Yoshida
2007年2月15日 12:49
インタビュー
トリエステ地方紙 《IL PICCOLO》 2月5日に掲載されたインタビュー記事
トリエステ アントニオ・マルケス舞踏団に息吹を吹き込む指揮者、吉田裕史
《いまこそ船出、ヨーロッパへ漕ぎだす時!》
指揮者、吉田裕史にとってこのトリエステ歌劇場でのバレエ公演は二年連続。
トリエステの歌劇場オーケストラは申し分のないプロフェッショナルなテクニックをもち自分との相性もよく、何より昨年のデビュー公演の好評がスムーズな再演に結びつきました。 昨年のカルラ・フラッチ率いるローマ歌劇場バレエ団公演に引き続き、今回、同劇場にてアントニオ・マルケス舞踏団とのコラボレーション。バレエが崇高な芸術のひとつであることは否めませんが、わたしの目標はあくまでオペラ作品を演奏していくこと。経験をいかして確実に一段ずつ上っていけたらと思っています。
しかし、流暢なイタリア語ですね?
イタリア生活、けっこう長いですからね。現在、ローマを拠点に活動しています。
昨年はローマ歌劇場のバレエ団とのコラボレーションが評価されて一躍脚光を浴びましたね。
ラヴェルなどフランス音楽をもちいた点では昨年同様なのですが、ドビュッシーの音楽と純粋なバレエとの絡みはより繊細さが求められたことを記憶しています。
あなたにとってバレエとオペラ、指揮台でどのような違いを感じていますか?
バレエ中心に考えた場合、他に比べて準備期間の少なさが問題ですね。慎重な譜読みをこなしながらもダンサーが到着し最初の合わせが行なわれる時、リズムやアゴーギク、休符やアクセントにまで彼らの要求に応じなければなりませんので合意のためには本当なら十分な時間が必要なのでしょうが...
それはトリエステでの公演時にも当て嵌まることですか?
もちろんです。ただ、カルラ・フラッチやアントニオ・マルケスのようなカリスマ振付け師がいてくれたら、案外話ははやいんです。彼らの特出したアイデンティティが必ず反映されてきますので合意まであまり時間を要しませんね。
あなたのキャリアは、ひとつの有名なコンクールから始まっていますが?
ベラ・バルトーク国際オペラ指揮者コンクールですね。彼の生地ハンガリー(現在ルーマニア領)で得た成果はもちろんよく憶えています。今年また同地に戻りそこの指揮台に上ることになっています。しかし必ずしもコンクールがアーティストの経歴を決定付けるものではありません。劇場に入り、オーケストラの前に立ち、よき師によき指導を仰ぐことがなにより重要です。わたしはミュンヘン、あるいは現在暮らすローマで実りある時間を過ごしました。この夏、ローマ・カラカラ浴場での『道化師』を任されましたが、これも様々な経験から生まれた成果のひとつだと思っています。
経歴上、特定の任に就かれていたオーケストラなどがありましたらおしえてください。
黒海沿岸にアディゲア共和国というあまり知られていない小国があるのですが、そこの首都マイコップにあるオーケストラと関わりがありました。契約の期間内に発端した近隣国の治安情勢の悪化、渡航時の安全面の不安、それに合せて片道30時間にも及ぶ日本からの旅を考えた場合、継続は容易ではありませんでした。現在、日本には27にも及ぶプロフェッショナルなオーケストラがありますので、活動に身を委ねることに不自由は感じていません。そして、わたしの掲げる目標はあくまでクラシック音楽の本拠地で敬愛するモーツアルト、プッチーニの作品を演奏することにあります。このヨーロッパのいたるところで...
(邦訳:堂満 尚樹)
Hirofumi Yoshida
2007年2月 1日 12:50
スペイン舞踊の祭典!
いよいよ公演当日
朝、ホテルのレストランに朝食を取りに降りていくと、従業員がみな声をかけてくれました。
"マエストロ、いよいよ今日からですね! 今朝の新聞、ご覧になりましたか?"
Il Piccolo紙 (2007年2月1日)
L'esecuzione della musica è affidata all'Orchestra del Teatro Verdi diretta da maestro giapponese Hirofumi Yoshida,sensibile interprete di musica per balletto,che già ha avuto modo di farsi apprezzare a Trieste nella passata stagione in occasione dello spettacolo di danza interpretato da Carla Fracci e del Corpo di ballo dell'Opera di Roma.
(音楽の演奏は、日本人のマエストロ Hirofumi Yoshida によって指揮されるヴェルディ歌劇場のオーケストラに任される。 バレエにおける繊細な音楽解釈は、すでに、昨シーズンにおけるカルラ・フラッチ率いるローマ歌劇場バレエ団公演の際に、高い評価を受け実証されている。)
(公演は大成功! アントニオが、"最高だったな!"と。)
本番の写真などは、どんどんアップしていきます!
Hirofumi Yoshida

