Hirofumi Yoshida - 吉田裕史

吉田裕史:指揮者
東京音楽大学指揮科及び同研究科修了。ドイツ・イタリアで研鑽を積み、2007年ローマ歌劇場カラカラ浴場野外公演を指揮、2010年1月よりマントヴァ歌劇場音楽監督に就任。
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2005年4月21日 13:00
プッチーニ "トゥーランドット"3
次は、オーケストラのリハーサル風景をお見せいたしましょう!
舞台の前にあるオーケストラ・ピットの様子です。 客席より2メートル近く深く、演目によって深さを調整します。 ところでこのピット、イタリア語では"Buco"といい、直訳すると、なんと 「穴」 という意味になります。 初めて聞いたときは、少しばかり笑ってしまいました。 でも、確かに穴ですね。
今回の上演の指揮を執るのはAlain Lombard氏です。 フランス人らしい、やわらかい独特のイタリア語で、しかし、非常にはっきりと的確にオーケストラをまとめ上げていきます。 うまく行かない部分は徹底的に何度でもやり直していました。 1幕の中の非常にテンポがゆっくりで幻想的なシーンを合計8回も繰り返した時には、本当に驚きましたが、最後、8回目には奇跡が起きたかのように素晴らしい音楽が生み出されました!
職人的でありながら、本物のオーラやカリスマ性を備えたオペラ指揮者が、世界にはまだまだたくさんいます。 私たちのように若い指揮者にとっては、本当に勉強になります。 マエストロも70歳を超えているようですが、いつまでもお元気で活躍してください。
今回も、"イタリアオペラの伝統" を、学ばせていただきました!
Hirofumi Yoshida

